意志について【1】 About Will

 

 

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今まで何かをしようとした。そして何かをした。だが何も出来てない。

でも意志はある。何かをしようとする意志は。その意志にもとづいて何かをした。

だが上手く出来なかった・・・。

残された時間、これからもそうなのだろう。

何かをしようとして何も出来ないのだろう。

何かをしようとする意志だけは懲りずに残るのだろう。

だが・・なぜ意志はなお残るのか?いっそのこと意志はなくならないのか?自分がある限りは・・・?

 

 

そもそも意志とは何か?

何かの対象や目標を意志するという事か?何かを意志しない限り、意志はありえないのか?

そうなのかもしれないが、今は対象とは別に意志それ自体を一つの運動として考えてみる。

そうする事によって、目標を定めても繰返し失敗してきた僕に、なぜ何かをしようとする意志が残っているのか?

そしてなぜ生き続けるのか?

生きようと意志しているからなのか?

生きようと意志しなくても何とか生き続けているのは、やはり意志があり、それが僕の意図を超え出るものなのだからか?

そうだとしたら、それは僕の個人的意志とはいえないのではないか?

それは〈生〉という不可逆的な流れの構造が〈僕〉を超えてあり、〈僕〉はそれに乗っかっているだけなのではないか・・・?

このような〈問い〉が浮かび上がり、〈僕〉は考え続ける事になる・・・。

 

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意志について【2】へ続く・・・・・

http://mtreal.hatenablog.com/entry/2015/02/27/160301